(C)KOTOBUKIYA
Seiji OKAMURA's CUSTOMIZED FRAME ARMS
LX-00VXS VXS FALX
KOTOBUKIYA 1/100 scale plastic kit
LX-00 RAY FALX conversion
modeled by Seiji OKAMURA
レッドファルクススペシャルブックレット作例第三弾として掲載された「LX-00VXS ヴィクスファルクス」。「LX-00 レイファルクス」のオリジナル仕様機であるこちらも、じつはリヴェルタファルクス同様に「幻」となるところでしたが、特別ブックレット作例として復活を遂げることとなりました。
ホント偶然です。
「YSX-24VXS バーゼラルド・ヴィクセリオス」の進化機体と位置付けて製作された本機体は、武装レイアウトやカラーリングイメージを引き継ぎつつ「レイファルクスとしての“ヴィクセリオス”」を目指したものとなっています(本作例はテキストを含めてすべて模型オリジナルのものであり、『フレームアームズ』公式設定とは異なる部分がございます。あらかじめご了承の上ご覧ください。また、基礎イメージはHOBBYJAPAN MOOK「フレームアームズ HJモデリングマスターズ」掲載作例より引用しています)。ここでは時間がかなり経過したこともあり、画像一部とテキストは未公開分でお届けしようと思います。
【機体解説】
LX-00VXS ヴィクスファルクス
特殊FA中隊「ヘイズ・ジェイド中隊」で運用されたファルクスタイプFAの独自改修機の1機。厳密には第2次月面戦役時破損した「YSX-24VXS バーゼラルド・ヴィクセリオス」をファルクスタイプのパーツを用いて独自改修した機体であるというが、その出自は謎が多い(まことしやかにバーゼラルド・ヴィクセリオスが“変身”したという証言も残されている)。オリジナル機であるレイファルクスと比較して大幅に劣る防御力はあえてそのままにしつつも(劣るといってもその防御力はバーゼラルド型を大幅に上回る)、砲撃戦能力が高められているのは「LX-00 type-M リヴェルタファルクス」との連携を前提としていること、より一対多数での戦闘を想定しているためと思われる。
中隊の解散に伴い、公式記録上は封印されたとされているが、専任パイロット共々リベルタ側に付いたというのが真実のようである。(本作例はテキストを含めてすべて模型オリジナルのものであり、『フレームアームズ』公式設定とは異なる部分がございます。あらかじめご了承の上ご覧ください。また、基礎イメージはHOBBYJAPAN MOOK「フレームアームズ HJモデリングマスターズ」より引用しています。)
【製作文】
コトブキヤ 1/100スケール プラスチックキット
LX-00 レイファルクス 使用
LX-00VXS ヴィクスファルクス
製作・文/岡村征爾
■蒼之旋風
ようやくお披露目する機会がやってまいりました! わが愛機「レイファルクス・ヴィクセリオス」…もとい!「ヴィクスファルクス」(セイラマスオさん命名です)!!
じつは初期のテストショットをいただいてから掲載のタイミングをずーっと伺っていたのですが…まぁ「今」となったわけです。
■これが最後のフレームアームズ・ヴィクセリオスだ
基本的には頭部をいつも通り好みでアレンジし、肩部をボリュームアップ。ヒザにブレード配置という感じですが、これはすべて進化前のバーゼラルド・ヴィクセリオスになぞらえたものとすることで、いかにも「進化しました感」を演出してみています。
頭部は額にワイバーンのパーツを配置し、頬当てはプラ材で自作。側頭部のパーツはレイファルクスでウサミミみたいになっているパーツを切り離したものを加工し、左右入れ替えて天地をひっくり返したものです。フェイスは下部にプラ板で一段段差を設けて“ヴィクセリオススタイル”にしています。
胸部はデコレートを変更していますが、元が格好いいのであまり印象を変えてはいません。色分けを増やすための増加パーツは本来頬当てだったものです。背部には大型ライフル「BS-R/L40」を装着するためにMSG「ヘヴィウェポンユニット11 キラービーク」のフレーム部分を中心に加工した可動マウントを装着しました。マルチプルシフターは外縁のパーツにテストショットを使用したカバーパーツを配しています。地味にこだわりポイント。
腰部はフロントアーマーを増やして印象を変えていますが、これはテストショットをもうひとつもらっていたものの靴部を加工して上下をひっくり返したもの。リアアーマーにあたる翼はMSG「ヘヴィウェポンユニット11 キラービーク」を加工して組み合わせています。
腕部は肩アーマーへのパーツ追加が中心。その追加パーツもまたレイファルクスのパーツで、ヒザパーツに前腕アーマーとリアアーマー(しかもテストショット2体分!)を用いて贅沢に製作した増加ユニットを配しています。このパーツを追加することでバーゼラルド・ヴィクセリオスとの共通性を視覚的に見せる感じですね。前腕には「ヘヴィウェポンユニット12 ガンブレードランス」のデュアルブレードのディテールを変更したものを装着し、任意にビームブレードを展開可能としています。このあたりはいかにも「進化しました感」がある印象になるかと。
脚部はヒザ部にベリルダガーIIを配したのはこれもまたバーゼラルド・ヴィクセリオスと雰囲気を揃えるため。外側にはボリュームアップのために「ヘヴィウェポンユニット12 ガンブレードランス」のレーザークローを装着。スラスターの想定ですがビームブレードも(当然のように)出ます。
武装もフルコースで、専用からーとした大型ライフル「BS-R/L40」に加えて「ウェポンユニット06 サムライマスターソード」を改修しライフルモードを追加した「BSV-R/S42 ソードライフル」に。ハジットとリハルーももちろん専用機カラーで装備しています。
■完・一目でアイツと分るカラー
白=アルティメットホワイト(80%)+セミグロスホワイト(20%)
青=パープルヴァイオレット(80%)+アルティメットホワイト(20%)
黄=ビビットオレンジ+コーラルオレンジ(少量)
関節=ニュートラルグレー(60%)+ホワイト(40%)
最後に燐光をまとっているイメージで、薄くホワイトパールでコートして完成です。
■追記
機体解説(イメージ)と製作文のフルバージョンはなにげに初公開です。
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